高齢者にとって、健康を意識することは非常に重要です。若年層にとっても健康は生活のベースになる大切なものですが、高齢者は健康づくりを怠ってしまうと、寝たきりになったり、持病が悪化して回復できなくなる危険性があります。このように要介護状態になってしまうと、以前のように自立した生活を送ることができなくなってしまいます。外出などが自由にできなくなってしまい、気分が塞いでしまうこともあるでしょう。さらに、家族への介護費用の負担もかかる恐れがあります。
高齢者が健康づくりをするにはどのようにすれば良いでしょうか。基本としては、三食しっかり食べることです。高齢者になると食が細くなってしまうこともあるかもしれません。また、ひとり暮らしの場合、毎食用意することは億劫になってしまうかもしれません。しかしながら、栄養を良く摂らなければ、骨粗鬆症や筋力の低下に繋がってしまいます。骨や筋肉が弱ると、ちょっとしたけがをきっかけにして、歩けなくなってしまうことがあります。このように低栄養を防ぎ、色々な食材を摂取するようにしましょう。
身体を動かすことも大切です。スポーツをする機会はなくても、日常生活で身体を動かすようにしましょう。座ってばかりでは、足腰が弱ってしまいます。余力があれば、無理をしない程度に運動すると良いでしょう。ウォーキングや庭の手入れなど、ちょっとしたことでも身体を動かすことで、筋力の低下を防止できます。さらに家に引きこもっているばかりではなく、外出をして人と触れ合うことも大切です。人と喋って交流をすることで活気が出ます。